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砂糖 6 - オレオ

オレオの話をしだすと止まらないので話を戻すと、これが今週のNatureの論文。
The gut–brain axis mediates sugar preference | Nature
タイトルは、「砂糖の嗜好性(味覚や嗅覚を楽しむための食品)は腸-脳経路を介している」というもの。
これだけだと流石に何が言いたいのかはわからないですが、この論文が面白いのは、
「砂糖と人工甘味料の神経への作用、そしてその結果生まれる嗜好(好み)性が明確に違う」
ことが示された点だと思います。


君はオレオが好き。
「砂糖と人工甘味料神経に与える影響が違うから その結果生まれる好みが全然違う。」
 
というのも、「甘いものは別腹」とか「甘いものには目がないの」とかよく言いますが、動物が甘いもの (=砂糖)を好むのって実は味覚は関係ないんじゃないかってことが元々わかっていたっぽいです。つまり、甘さを感じることができない動物でも、砂糖を好んで摂取するっていうこと。


動物が優しいのを好むのは 味覚は関係ないらしい。
つまり 優しいの嫌いな動物でも 優しいの好んで食べる。