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1時間の結果 分解5

まずはSPF (specific pathogen free)マウスとGF (germ free;無菌)マウスの樹状細胞 (conventional dendritic cells; cDCs)にCD40抗体を添加してT細胞との相互作用を模倣すると、SPFと比べてGFではサイトカインTNFの産生が低下しました (正確にはTNF陽性の細胞率が低下、FACSなので)。MyD88/TRIF/Cardifのトリプル欠損マウスではSPF条件下でもGFマウスと同程度にTNF陽性細胞数が減少しているので、どうも菌がTLRおよびRLR経路を介してCD40応答性を規定しているようだ、とわかる。ちなみにTLR (toll-like receptor)とRLR (RIG-I-like receptor)はそれぞれ細胞外および細胞内の病原体関連分子パターン(pathogen-associated molecular patterns; PAMPs)を認識する受容体で、MyD88とTRIFはTLRの、Cardif (MAVSと呼ばれることの方が多い)はRIG-Iの下流でアダプターとして機能する。つまりこれらの欠損はTLRおよびRLR経路の欠陥を意味する。

うざいのは TNF 減った

TNF= 

なお、タモキシフェン (tamoxifenl; TAM)誘導性にcDCのMHC-I抗原提示を誘導できるDIETERマウスにおいて、CD4陽性細胞をCD4抗体で欠損させると免疫寛容の欠如によりCD8陽性T細胞が活性化および増殖する。この系においても、GFマウスではこのCD8陽性T細胞の増殖が見られないことから、cDCによるT細胞の活性化という自然免疫→獲得免疫の部分に共生細菌が大事であることがわかるとも言えるし、一方で共生細菌が自己免疫のリスクを高めているとも言える。


。。。 多分 


「 うざ女子25% ♡ 5/6 9pm〜 」のこと↑


さて、SPFマウスとGFマウスの脾臓 (spleen)のcDCでRNA-Seqにより遺伝子発現を解析すると、案の定IFN刺激遺伝子 (interferon stimulated genes; ISGs)の発現がGFでは有意に低い。もちろんこれは病原体感染のない定常状態での解析だ。ISGの発現に差があるということは、おそらくI型IFNの産生量に差があるということだろう。I型IFNのプロモーターにルシフェラーゼを連結させたマウスをSPFおよびGF条件で飼育してルシフェリンを注射すると、SPFマウス内で発光が見られるのに対しGFマウスでは見られない。定常状態でのIFN誘導量に差があることを視覚的に示した実験だ。

このマウスを使えば、どの細胞がIFNを産生しているのかがわかる。意外にもcDCではルシフェラーゼの発現がほぼ見られず、SPF条件でIFN誘導がみられる細胞は形質細胞様樹状細胞 (plasmacytoid dendritic cells; pDCs)であった。pDCは樹状細胞という名はついているものの、抗原提示能は低く、それこそI型IFNの産生能がずば抜けて高い自然免疫細胞だ。先ほどのDIETERマウスにおけるTAM依存的なCD8陽性T細胞の増殖をみる実験においても、なるほどpDCを欠損させたSPFマウスではその増殖がGFマウスと同程度に抑制される。

 うざ女子こっちだ ↑

ということでIFNが大事なんだね、ということを裏付けるべく、野生型およびIFNAR (I型IFN受容体)欠損SPFマウスと野生型のGFマウスのcDCでRNA-Seqの結果を比べてみると、IFNAR欠損SPFマウスとGFマウスのcDCの遺伝子発現様式は近いということを次の図表で示している。


「怒り25% ♡ 愛情75%10:00〜」


その次の図表も、cDC1とcDC2に分けて同様の解析をして、どちらも同じ様な結果であることを示している。なおcDC1とcDC2は遺伝子発現パターンが異なるサブセットで、脾臓の中では大部分がcDC2なので、解析はcDC2に重きをおいて行われている。

 「怒り25%♡愛情50% 10:45〜」「怒り25%愛情25%11:45〜」


 「怒り25%心配75%5/7 8:40am」↑かな

一個多い。。💦