というわけで今朝のチラ見論文はこちら。

FDA-approved disulfiram inhibits pyroptosis by blocking gasdermin D pore formation | Nature Immunology

ウチのすぐ近くにあるHao Wuの研究室とJudy Liebermanの研究室からでた論文。彼女も昨日のChristopher K. Glassと同様に学内のセミナーでこの研究内容について話していたので、内容は知っていたつもりです。Hao Wuの研究室は構造生物学の観点からインフラマソームやその他自然免疫経路について研究しています。Judy LiebermanのラボもRNA生物学や細胞性免疫について研究していますが、細胞死のつながりからインフラマソームなどの自然免疫経路も精力的に研究しています。何を隠そうCaspase-11が細胞内のLPS受容体であることを見つけたのがHao Wuのラボ、インフラマソーム下流でgasdermin-Dが細胞膜に穴を開けることを見つけたのがJudy Liebermanのラボです。ちなみに僕は今のラボに入る前にJudyのとこで3ヶ月くらいローテーションしました。　

HaoWu＝構造生物学
ジュディーさん＝RNA生物学、細胞性免疫、　細胞死のつながりから　インフラマソーム 危険を抑える信号出す　自然免疫経路も頑張って研究しています。
ジュディーさん＝私。　
三ヶ月くらいで君はラボ出た。
！！どこ行ったの！？