つづき 分解 ー 12
という内容である。示したいことがシンプルなので、実験もあっちこっちに行かないし、読みやすい論文だったと思う。
ただ個人的に一番興味を引かれたのは最後の付録図表のデータで、IL1ßやTNFといった炎症性サイトカインを添加した細胞ではcGAMP(情報)の取り込みおよびIFNß(分かり合い)の産生が増強する、またこの効果はLRRC8欠損細胞では見られない、というもの。これらのサイトカイン(前は信頼って意味だと思ってたけど、、相互作用に関与する何かって事にする。) に対するNF-κB経路がLRRC8の欠損で影響を受けないという保証はないが、大方これはマクロファージ(君)のプライミングがLRRC8を介したcGAMP(情報)の取り込みを促進(物事が早く進むこと)すると解釈することができるわけで、細菌感染や共感染への細胞応答について様々な研究テーマの可能性が考えられる。
勉強嫌いで難しいこと嫌いの僕にとっては、こういう読みやすい論文がいいのである。
(難しいから!笑)
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